1.サービス名
AMI「心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ(Cardio-EGG:カルディオ・エッグ)+遠隔医療支援システム『クラウド超診®』」
2.サービス概要

私たちAMI株式会社は、一人でも多くの患者さんを救うため、急速な医療革新を目指して日々研究を続けています。いつでも、どこでも、だれでも、最適な医療が受けられる社会を実現することが私たちのミッションであり、医師や看護師、検査技師など医療従事者が多数在籍していることも強みのひとつです。
特に力を入れているのは、「心不全パンデミック」への対応です。超高齢社会の日本において、公益財団法人日本心臓財団の推計(※)によると、2030年には心不全患者が約130万人に達すると推計されています。一方で、循環器専門医は年々減少傾向にあります。そこで私たちは、医療機器「心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ」とクラウドサービス「遠隔医療支援システム『クラウド超診®』」を組み合わせたサービス「超聴診器」を開発しました。
※「高齢者の心不全」(公益財団法人 日本心臓財団公式ホームページ参照)https://www.jhf.or.jp/check/heart_failure/01/
手のひらサイズの検査装置を胸の上に置き、8秒で心音と心電図の同時記録が可能です。記録後約1~2分で当社独自のデータベースを基にした自動解析が行われ、その結果がレポートとして出力されます。このレポートは、心雑音(弁膜症)や心不全リスクに関する情報を含み、医師の診断の補助として活用することができます。

この超聴診器の導入・活用により、専門医の経験に依存せず、誰もが簡便かつ高精度の心臓検査を行うことが可能となり、地域間の医療格差解消に貢献します。また、超聴診器を学校健診で活用することで、短時間の診察では難しいとされている心疾患の発見の一助になることも期待できます。
•名称:心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ
•医療機器承認番号:30400BZX00218000
•一般的名称:汎用心音計
•クラス分類:管理医療機器(クラスⅡ)特定保守管理医療機器
3.自治体の対象者・課題
住民の健康増進や医療に関係する部署など
各自治体が抱える主な医療課題として、「医療アクセス格差」「医療スタッフ不足による現場の負担過多」が挙げられます。いずれも、医師や看護師の努力だけでは解決できない、非常に重大かつ根深い問題です。私たちは、超聴診器の活用を通じて、これらの課題解決を提案します。
たとえば、山間部の診療所と基幹病院をオンラインでつなぎ、患者情報をリアルタイムで共有する地域医療連携モデルを構築することで、医療の質の底上げに寄与します。また、移動診療車に本機器を搭載すれば、地域住民の健康管理にも貢献できます。さらに、時間的制約や診断精度、プライバシーの確保といった現行の学校健診における課題を解決する新たな活用法としても期待されています。
上記にご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。特に学校健診での活用は、実証実験パートナーを募集中です。
4.導入事例
熊本県水俣市(2018年度~2023年度)
水俣市と国保水俣市立総合医療センター、AMI株式会社が包括連携協定の締結を行い、遠隔システムを活用した予備健診実施実証事業(クラウド健進®)を実施しました。

市民の健康増進や健康寿命延伸をめざす水俣市に対して、居住している場所に関わらず、安心して医療や介護・福祉サービスが受けられる環境を作るため、当社の遠隔聴診対応ビデオチャットシステムを用いた実証実験を実施。地域の中核病院である国保水俣市立総合医療センターと、水俣市の山間地域にある久木野診療所をオンラインでつなぎ、遠隔医療システムの運用を進めました。

同時に、民間医療機関や介護施設に向けたオンライン診療の導入支援も行い、質の高い医療の提供と地域全体で患者を支える仕組みづくりに貢献しました。
いずれの年度も60名を超える方に聴診も含めたオンライン診療を体験してもらったことは、水俣市のみならずその他の地域においても、ICTを活用した遠隔医療の大きな一歩となったのではないでしょうか。
鹿児島県下甑島(しもこしきしま) (2022年)
鹿児島県の離島(下甑島)にて、遠隔聴診対応ビデオチャットシステムのデモを実施しました。下甑島は2022年当初、約4,000名の島民に対して5つの診療所で島の医療を支えており、入院施設が整っているのは内2か所のみでした。そこで、下甑島の下甑手打診療所と島内の集落をつなぎ、遠隔聴診の実地検証を行いました。
患者様やご家族からは、「診療所に行かなくても(心音を)聴いてもらえるのはすごくいい取り組みですね。将来的には病院に行かなくても自宅で最先端の治療が受けられるといいなと思います」といった感想が寄せられました。
5.導入費用・スケジュール
導入費用
導入費用やランニングコストについてはお問い合わせください。レンタルプランもご用意しています。
スケジュール
各自治体のニーズに応じて、柔軟にご対応します。
6.メッセージ(担当者の声等)

AMI株式会社
代表取締役CEO
小川 晋平 氏(循環器内科医)
当社メンバーには、医療現場での勤務経験がある人もおり、現場で感じてきた「個人の努力では変えられなかった課題をなんとかしたい」という想いをそれぞれが抱えています。そのために、物理的な限界を超え、仕組みから医療を変えることが大切だと考えています。
現在は循環器に関するプロダクトに注力していますが、将来的にはその他の分野にも拡大し、「クラウド上にいつでも利用できる病院がある」未来の実現が私たちの目標です。患者さんがどこにいても、いつでも質の高い医療を受けられる環境を目指しています。
医療現場の疲弊を目の当たりにしてきたからこそ、超聴診器をはじめとする革新的な技術を幅広く普及させ、患者さん、医療従事者双方にとって持続可能な、質の高い医療提供に貢献したいと強く願っています。全国の自治体様のお力をお借りして、地域医療の未来を共に創っていきたいです。
AMI株式会社
https://ami.inc
お問い合わせ先
https://ami.inc/contact
