1.サービス名
EPプロキャリア 「分身ロボット『おりひめ』を活用した高齢者見守りネットワークの構築」
2.サービス概要
一人暮らしをする65歳以上の高齢者は、全国で男性約231万人・女性約441万人(令和2年調査)、男女とも年々増加傾向にありますが、地域の「通いの場」を活用する割合は全体の5.2%と少なく、在宅で過ごす高齢者との接点づくりは多くの自治体様が試行錯誤を重ねておられるのではないでしょうか。
特に、MCI(軽度認知障害)は65歳以上の高齢者のうち約15.5%の割合で存在すると推計されていますが、普段人とのコミュニケーションが少ない独居の場合、早期発見や対策の手立てが取りづらい領域でもあります。
「高齢者の見守り」は効果的ですが、プライバシーの面や、財政・人員・ボランティアの継続確保が難しい自治体が多く、特に訪問型はコストが大きくなります。個人間ではITリテラシーの差があり、都市・過疎地域で資源や財政力・人材力による差も見られます。

そこで、私たちEPプロキャリアが提案するのは、分身ロボット「おりひめ」を使った高齢者見守りネットワークの構築です。これは、一人世帯高齢者の世帯に配布した分身ロボットを介して、遠隔で人と生のコミュニケーションが取れるものです。会話は録画とレポートでデジタル保存され、簡易検査だけでは測れないMCIの兆候を分析し、異変があった場合には保健師や看護師など地域の医療とすぐに繋げることができます。
サービスの特徴
1.分身ロボットを独居高齢者へ配布
2.毎日1回、外出困難者(オペレーター)が遠隔でコミュニケーション
3.会話記録を蓄積
4.家族へレポート(見守りサービス)
5.音声・会話内容からMCI予兆を解析(検査不要)
6.異変があれば自治体の保健師が訪問し、医療に繋ぐ
7.お子様・ご家族より費用を一部負担
このコミュニケーションを担うのは、障害等の理由で外で働くことができない外出困難者の方たちです。高齢者福祉施策であると同時に、障害者雇用率向上に貢献し、障害者の自立を後押しすることで自治体の福祉施策を強化できる「三方良し」の施策でもあります。

※分身ロボットを活用した事例(カフェでの接客)
3.自治体の対象者・課題
通いの場に参加しない高齢者へのアプローチに課題を感じている自治体様、独居高齢者のMCI早期発見に取り組みたい自治体の福祉課の方、障がい者の働く機会を拡大したい人事課・障がい福祉課の方、地域のつながりづくりを横断的に推進したい首長など、様々な方からのお声がけをお待ちしております。
4.導入事例
現在、構想が固まり、これから自治体とともに実証を進めるフェーズに入っています。
独居高齢者の安心感向上、ご家族への見守りレポートによる不安軽減、会話内容の継続的分析によるMCI早期発見、外出困難者にとっての新しい社会参加と就労モデルの創出などの面で、実証実験を通じて、各自治体の地域特性に合わせた運用モデルを共に作り上げることを目指しています。
5.導入費用・スケジュール
構想段階のプロジェクトのため、我々の主旨に賛同いただき、ともに実証実験・検証、実装、運用を進めていただける複数の自治体様とまずは最低限の費用で進めさせていただければと存じます。
<実証実験フェーズの費用について>
初期トライアル期間は最低限の費用でのご協力を想定しております
実証実験期間:おおよそ2ヶ月〜
目的:独居高齢者・家族の満足度の検証、MCI予兆分析の精度検証、障がい者雇用モデルとしての実績確認など本スキームの有効性を共同で検証し、持続可能な収益モデルを確立することを目指します 。
6.メッセージ

EPプロキャリア株式会社
新規事業開発責任者 後藤 栄蔵 氏
母の異変に気づけなかった体験が、この事業の出発点でした。電話では普通に会話できていた母が、実際に会うと会話のキャッチボールが成り立たず、そこで初めてMCIの可能性に気づきました。その後、デイサービスで人との会話が増えると、会話能力が戻っていったのです。「人は会話が必要だ」と強く実感しました。
同じように孤独の中で暮らす高齢者をなくしたい。そんな思いで本スキームを構想しました。
EPプロキャリアはこれまで新薬開発や治験支援に取り組んできましたが、これからは 未病・予防の領域にも力を注ぎたいと考えています。
独居高齢者と社会をつなぎ、外出困難者と社会をつなぐ循環を、一緒に創っていただける自治体様からのご連絡をお待ちしております。
EPプロキャリア株式会社
https://www.epprocareer.co.jp/
